主 査:林 秀弥
幹 事:福田 雅樹
研究会主旨:情報通信分野においては、ネットワークのブロードバンド化、インターネットの普及、通信と放送の融合等を背景として、事業者間の競争及び紛争の状況が変化しつつある。一般競争法及び事業規制法についても、このような変化に対応し得るよう、両者の競合・協働関係を含め、解釈論及び立法論の双方を深めることが必要となってきている。本研究会は、情報通信分野における事業者間の競争及び紛争に関する今日的な諸問題に関し経済法学の見地からの研究を行うことを目的とする。
平成23年度第1回研究会
日時:10月8日(土)13:00~17:00
場所 名古屋大学大学院法学研究科905号室(名古屋市千種区不老町)
テーマ: Competition, Regulation, and Consumer Protection in Japan’s Telecommunications
講師・パネリスト:
・林 秀弥氏(名古屋大学)
・富岡 秀夫氏(総務省)
・中崎 尚氏(弁護士)
・板倉 陽一郎氏(弁護士)
・福田 雅樹氏(早稲田大学)
概要:情報通信技術の急速な発展は、世界規模での急激かつ大幅な社会経済構造の変化を生じさせるとともに、情報通信市場における競争をも国際的規模で、かつ質的にも変化させつつある。
このような状況の下で、事業者による市場支配的地位の人為的な形成、市場支配的地位の濫用等をどのように抑止し、公正かつ自由な競争を維持・促進していくかが、先進諸国に共通する一般競争法上の課題とされている。
また、事業規制法についても、事業者の投資インセンティブを損なわず、かつ、インフラ及びサービスの両面において健全な競争をもたらすような市場の枠組みの形成の在り方、その枠組みの下における競争の実効性を確保するためのアプローチの在り方等が、今日的な課題として改めて問われている。
加えて、情報通信市場においては、消費者保護の観点もまた重要である。例えば、個人情報保護に関し、OECD、EU等様々な場で進められている議論を踏まえつつ、国際的な協調の下に推進していくことが、今求められていることといえよう。
本会合では、上記の多元的な諸問題に関し、各講師による報告と参加者による討論を通じて、領域横断的に検討を行う。
備考: 本会合は、名古屋大学大学院法学研究科及び情報通信経済法学研究会がシンポジウムの形式により共催するものである。
参加申し込み: 事務局までメール(jscir@jotsugakkai.or.jp) でお申し込みください。
研究会開催予定
第2回研究会は未定です。